元「広告批評」編集長、銀河ライター、HAKUHODO DESIGN所属の河尻亨一氏が、広告業界を批評する『コウコク ヒューヒュー♪』。今回、河尻氏は「日本の広告業界で、新たな歴史を刻む!?」と、あるサイトを大プッシュする。
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さーて、春になってホカホカしてきた。ここはひとつ「うんこ」でいっときますか。
というのも、「Sneaker Freaker」というスニーカーの専門誌がやってる「うんこ保険」っていうのが、ちょっと微笑ましかったから。これは、お気に入りのスニーカーで外出中に道端の”落とし物”を踏んでしまい……という不測の事態に備えるためのサービスらしい。実際にはサイトで投票を促し、10万票の賛意が得られたらテスト販売するという。いわば、うんこマーケティングですな。
本気がシャレか? いずれにせよ、この企画が知る人ぞ知る雑誌「Sneaker Freaker」の名をムニュっと広めるのにひと役買うことにはなると思う。日本の都会ではこういった災難に遭うことはとんと少なくなったが、世界の国々にはリアルにこの商品を切望しているスニーカーマニアもいるのかもしれない。
それにしても、古今東西なぜ人は「うんこ」に惹かれるのだろう? 試しに検索してごらん。そこにはうん百万もの「うんこ」の海が広がっている。僕が関わってるある学校で、講師が「うんこ演算」なるアプリサービスを紹介したときほど、教室が沸いた瞬間はなかった(”大”のおとなたちが……)
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「うんこ保険」は10万票にて実際に販売開始される予定だが、4月26日現在投票数は約1万票。気になる方はぜひアクセスを。
※ケトル Vol.00
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【関連リンク】
・ケトル Vol.00-太田出版
・うんこ保険いかがですか?投票受付中
・Sneaker Freaker Magazine
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