シンガポール発の気鋭のデザイン集団が日本初個展

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7月23日から東京・青山の「DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA」で、シンガポールのコンテンポラリーアート&デザイン・チーム「:phunk(ファンク)」の、日本では初となる個展「WELCOME TO ELECTRICITY」が開かれる。

「:phunk」は、Alvin Tan(1974生)、Melvin Chee (1974生)、Jackson Tan (1974生) 、William Chan (1973生) の4人のシンガポール人アーティスト/デザイナーが、芸術学校での出会いを経て1994年に結成したコンテンポラリーアート&デザイン・チーム。過去のインタビューでは「『ガッチャマン』『仮面ライダー』『ドラえもん』『ガンダム』などに影響を受けた」と答えたこともある彼らは、日本の漫画やオタク文化に加え、中国の伝統工芸、西洋のポップカルチャー、アート、デザインからも影響を受け、ポップでありながらも社会風刺を盛り込んだ作品を世に送り出してきた。

今回の「WELCOME TO ELECTRICITY」は、06年に発表されて以来、手法を変えて連作を重ねてきた彼らの代表作。彼らが作り上げた”ELECTRICITY”には、彼らが実際に訪れた世界中の都市のディテールが、あらゆる多様性を圧し殺すことなく並存しており、この作品により07年には、シンガポールで最高のデザイナーを表彰する「プレジデント・デザイン・アワード」より「デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー」を授与された。

「WELCOME TO ELECTRICITY」は7月23日(金)から10月11日(月)まで、「DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 2F」(港区南青山6-3-3)で開かれる。

【関連リンク】
・DIESEL:ART
http://www.diesel.co.jp/denimgallery/index.html
・「:phunk版ガッチャマンが作りたい」シンガポール発のデザイン集団が描く夢―日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/02/post_3663.html

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。