今週末20日(日)から、東京・池袋の東京芸術劇場中ホールにて、野田秀樹率いるNODA・MAPの第15回公演「ザ・キャラクター」が始まる。
主演は、第14回公演「パイパー」に引き続いての抜擢となる宮沢りえと、NODA・MAP新作への出演が11年ぶりとなる古田新太。この他、藤井隆、美波、池内博之、橋爪功、野田秀樹らが出演する。
町の小さな書道教室を舞台に、ギリシア神話の世界とその変容が描かれる本公演は、今回も野田氏の書き下ろし、演出作品。「大人が本気で面白がれる芝居」を標榜する一方で、東京芸術劇場芸術監督に就任して以来、若者が来やすい劇場づくりを目指し、様々な試みを行っている野田氏。今回も「やっぱり、若い奴らが面白がってくれる場所にしか未来はない」「君たちの未来に投資する、この心意気を千円で買ってくれ」という手書きのメッセージを公式サイトにアップしている。
稽古中のアクシデントにより骨折、降板と言われた銀粉蝶も、舞台復帰が見込まれるとのこと。野田氏が「物語尽くしの物語です。乞う、ご期待!」(公式サイトより)と語る本作、チケットの追加販売も開始されている。上演は8月8日(日)まで。
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【関連リンク】
・野田地図 公式サイト
http://www.nodamap.com/
・ザ・キャラクター スペシャルサイト
ザ・キャラクター
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。