7月23日（金）～7月25日（日）の三日間、神戸市立会館・神戸アートビレッジセンターにて「中島らも七回忌回顧展～神戸らもてん」が開催される。主催は「神戸新聞ブッククラブ（ＫＢＣ）」で、直筆原稿や写真、愛用品などを展示する。参加無料。
初日の23日（金）には、19:00より故・中島らもさんを家族・友人・知人が語りたおすトークショー&秘蔵VTR上映も行われる（トークショーの聴講券の申し込みは既に締切り）。出演者は中島美代子（中島らも事務所代表）、中島さなえ（作家）、鈴木創士（フランス文学者）、村上知彦（漫画評論家）、牧野エミ（女優）、大村アトム（俳優・演出家）、ガンジー石原（編集者）、小堀純（編集者）。
中島らもさんは生前のエッセイの中で、自身が亡くなった後のことを想像して「僕という存在の喪失がしばらくの間人々の間に影を落とし、やがてその影が薄れていって、僕はほんとうの『無』になる。そういうのがいい」と述べていたが、彼を愛する読者にとっても周囲の人々にとっても、「中島らも」という「存在」は依然として大きな「影」を落とし続けているし、これからもそうあり続けるだろう。年忌としてはこれ以上にないくらい「愉快」なイベントになりそうだ。
日付：神戸らもてん＝７月２３～２５日。
トークショー＝２３日午後７時から
ブックフェア＝７月１０～３１日（兵庫県内の神戸新聞ブッククラブ加盟店）
問い合わせ：ＫＢＣ事務局ＴＥＬ０７８・３６２・７０７７
中島らもオフィシャルブログ：http://newsramo.exblog.jp/
※画像はオフィシャルブログより
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。
