ジブリ最新作のセットを映画美術監督が再現

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東京都現代美術館で、スタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」の巨大なセットが再現された企画展「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」が開かれている。

「借りぐらしのアリエッティ」は、7月17日から公開が始まったスタジオジブリの最新映画。イギリス人作家・メアリー・ノートンの児童向け空想小説「床下の小人たち」を原作としたストーリーとなっており、主人公・アリエッティの声優を志田未来が、同じく相手役の少年を神木隆之介が務めたことでも話題となっている。宮崎駿が企画・脚本を担当し、監督にはスタジオジブリの若手・米林宏昌が起用された。

今回の企画展は、アニメ映画の「借りぐらしのアリエッティ」の世界を、映画美術監督・種田陽平が実際のセットで具現化したもの。「スワロウテイル」(監督・岩井俊二)「キル・ビル Vol.1」(クエンティン・タランティーノ)「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜)「フラガール」(李相日)などの仕事で知られる映画美術監督の第一人者の手により、1200㎡を超える展示室に、「借りぐらしのアリエッティ」の世界が再現されている。

同展は、東京都現代美術館(東京メトロ・清澄白河駅 徒歩9分 都営地下鉄・清澄白河駅 徒歩13分)で、10月3日(日)まで。また同展では、種田陽平がこれまで手掛けた映画美術の資料や、「借りぐらしのアリエッティ」の資料なども展示されている。

※このページの画像は公式サイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
・借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
http://www.ntv.co.jp/karigurashi/
・借りぐらしのアリエッティ 公式サイト
http://www.karigurashi.jp/index.html
・東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/index.html

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。