山本耀司 英国で初の展覧会を来春開催

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2011年3月からイギリス・ロンドンで、ファッションデザイナー・山本耀司の英国初となる展覧会『Yohji Yamamoto展』が開催される。

山本耀司は1943年東京生まれ。慶応大学、文化服装学院を卒業後、72年に「株式会社ワイズ」を設立し、「左右非対称なカッティング」「身体と服の間に空気をはらむような、ボディコンシャスな時代のファッションの慣習を覆すシルエット」など、ファッションのタブーに挑むデザインで高い評価を受けてきた。

今回の展覧会は、パリでデビューして以来30年を迎える山本の、ファッション業界での足跡を辿るもの。60 点以上にものぼるレディス・メンズ作品をはじめ、これまでのファッションショー、衣装を手がけた映画作品、インタビューの一部抜粋、カタログ作品、写真資料などが展示され、常にファッション業界を先導してきた彼の仕事の全容を辿ることができる。

『Yohji Yamamoto展』は2011年3月12日~7月10日まで、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術(V&A美術館)の館内の随所で開催される。

※画像は、アントワープのMOMUで2006/3/7~8/13まで開催された展覧会「Dream Shop」のもの
写真クレジット RONALD STOOPS

【関連リンク】
Victoria and Albert Museum
Yohji Yamamoto

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。