スタンリー・キューブリック監督の名作映画として知られる『時計じかけのオレンジ』(原題『A Clockwork Orange』)が、小栗旬の主演で舞台化される。
『時計じかけのオレンジ』は1962年、イギリスの小説家・アンソニー・バージェスが発表したSF小説。暴力、レイプ、強盗、殺人、自殺、洗脳などを含むセンセーショナルな内容を、1971年に『2001年宇宙の旅』で知られるスタンリー・キューブリック監督が映像化し、発表後約40年を経てなお、同映画はカルト的な人気を誇っている。
今回の舞台化では、狂気的な主人公・アレックス・デラージを小栗旬が演じ、演出を河原雅彦が担当。「衝撃と誘惑と大音量の音楽 疾走するウルトラバイオレンスの世界」(公式サイトより)が、舞台上に展開される。同作は過去に原作者・バージェスの脚本によりイギリスで舞台化されたことはあるが、日本では初の舞台化となる。
舞台版『時計じかけのオレンジ』は、2011年1月2日(日)~30日(日)まで、東京・赤坂の「赤坂アクトシアター」で。東京公演後には、仙台公演(2月4日~6日 イズミティ21・大ホール)、大阪公演(2月9日~15日 梅田芸術劇場 メインホール)、北九州公演(2月18日~20日 北九州芸術劇場 大ホール)、愛知公演(2月24日~27日 刈谷市総合文化センター 大ホール)も予定されている。
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・赤坂ACTシアター 『舞台 時計じかけのオレンジ』
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