新年の始まりを芸術や文化と共に過ごしたいという人向けのイベントが各施設で用意されている。
東京・竹橋の「東京国立近代美術館」および神奈川・箱根の「ポーラ美術館」は1月2日(土)、入場が無料となる。これは「美術館へ行こう ~A Day in the Museum~」と題し、日頃、美術館へ足を運ぶことの少ない人々が良質な文化に触れることで、社会全体の文化芸術への関心を高めようという主旨のプログラム。当日、東京国立近代美術館では所蔵作品展「近代日本の美術」が、ポーラ美術館では「アンリ・ルソー:パリの空の下で ルソーとその仲間たち」が開催されている。
東京・上野の国立博物館は、「博物館に初もうで」と題したイベントを開催。干支にちなんだ新春特別展示や、お正月の風物を盛り込んだ作品の展示、また2日~16日には、狩野永徳の国宝「檜図屏風」、雪舟の国宝「秋冬山水図」、尾形光琳の重文「風神雷神図屏風」など、所蔵の名品が特別公開される。さらに2日と3日には、和太鼓や獅子舞などの伝統芸能や「東博ウサギめぐり」クイズなどのイベントも開催される。
東京・両国の「江戸東京博物館」では2日と3日、常設展示室の観覧料が無料となる。また、2日~4日の各日、常設展示室先着200名に「江戸城と初日の出絵はがき」がプレゼントされるほか、「えどはく寄席」「ニューイヤーコンサートin江戸博―開化と旧弊・文明開化の出会い―」なども行われる。
いずれのイベントも、開館時間、料金その他、詳細については公式サイトをご確認頂きたい。
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