1月29日から東京・白金台の東京都庭園美術館で、『20世紀のポスター[タイポグラフィ] ―デザインのちから・文字のちから―』が開かれている。
タイポグラフィとは文字を用いたデザインのことを表し、画面上での文字の配置や書体デザインなどを指す単語。タイポグラフィは、1枚のポスターデザイン全体を左右する重要なデザイン要素であり、古今東西のデザイナーが、よりよく内容を伝えるために知恵を絞ってきたポスターは、デザイナーのアイデアの宝庫と言える。
同展は、タイポグラフィの歴史を4部に分け、時代とともに変わりゆくポスター、タイポグラフィのデザインの変遷を紹介。エル・リシツキー、マックス・フーバー、アルミン・ホフマン、マックス・ビル、アラン・フレッチャーなどヨーロッパのデザイナーの作品から、亀倉雄策、原弘、杉浦康平、山城隆一、横尾忠則ら日本のグラフィックデザイナー、アーティストによる作品まで、115点が展示される。
『20世紀のポスター[タイポグラフィ] ―デザインのちから・文字のちから―』は、東京都庭園美術館(港区白金台5-21-9 白金台駅徒歩6分 目黒駅徒歩7分)にて、1月29日(土)~3月27日(日)まで開催。開館時間は10:00~18:00、休館日は第2・第4水曜日、観覧料は一般1000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、小・中・高校生および65歳以上500円となっている。なお、文字のデザイン=タイポグラフィに注目した本展にちなみ、漢字がプリントされた服装で来館すると100円割引される。
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【関連リンク】
・東京都庭園美術館
・20世紀のポスター[タイポグラフィ] ―デザインのちから・文字のちから―-株式会社竹尾
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