グラフィックデザインの発展に寄与することを目的として設立された「亀倉雄策賞」の歴代受賞作品展『亀倉雄策賞の作家たち1999-2010』が、東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」にて開催されている。
亀倉雄策(1915~1997)は、東京オリンピック、札幌オリンピック、大阪万博のポスターや、NTT、フジサンケイグループ、明治製菓、リクルート、富士銀行などのロゴマークを手がけ、戦後日本のグラフィックデザインの礎を築いた、日本を代表するグラフィックデザイナー。「亀倉雄策賞」は、氏の業績を称え、普遍性と革新性をもったグラフィックデザインに対して毎年贈られている。
同展は、「亀倉雄策賞」の歴代受賞作家の作品を一望する初めての展覧会。第1回受賞者・田中一光の「サルヴァトーレ・フェラガモ展:華麗なる靴」のポスターをはじめ、永井一正、原研哉、佐藤可士和、松永真、佐藤卓、浅葉克己ら、錚々たる過去の受賞者の作品を一度に鑑賞することができる。
『亀倉雄策賞の作家たち1999-2010』は、「クリエイションギャラリーG8」(中央区銀座8-4-17
リクルートGINZA8ビル1F)にて、3月25日(金)まで開催。休館日は日曜日・祝日、開場時間は11:00〜19:00。(文中敬称略)
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【関連リンク】
・亀倉雄策賞の作家たち1999-2010
・JAGDA:亀倉雄策賞
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。