ホンマタカシ 美術館初の個展『ニュードキュメンタリー』

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4月9日(土)より、東京・初台の「東京オペラシティ アートギャラリー」にて、写真家・ホンマタカシの個展『ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー』が開催される。

ホンマタカシは、1962年東京生まれの写真家。日本大学芸術学部写真学科在学中からカメラマンとして活動し始めたホンマは、90年代初めにロンドンへ渡り、若者向けファッション・カルチャー誌『i-D』で活躍した。帰国後は、雑誌メディアを中心に活動を続けながら、自身の作品をさまざまなシリーズにまとめ、東京の郊外風景と人々を撮った写真集『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(99年)で第24回木村伊兵衛写真賞を受賞。08年には、ニューヨークのApertureから写真集『TOKYO』を刊行した。

同展は、国内外で長年活動を続けてきたホンマの、美術館における初の個展。「ニュー・ドキュメンタリー」という題名どおり、雪山での鹿狩りの痕跡を追った《Trails》、ライフワークとして東京の風景とひとりの少女を撮影しつづけている《Tokyo and My Daughter》などが出品されるほか、シルクスクリーン、印刷物、映像、インスタレーションなど、様々なメディアや形態に展開されるホンマの作品も紹介される。

『ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー』は、東京オペラシティアートギャラリー(新宿区西新宿 3-20-2)にて、 4月9日(土)~ 6月26日(日)まで開催。開館時間は11:00~19:00、(金・土は~20:00)、休館日は月曜(ただし5月2日は開館)。

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【関連リンク】
東京オペラシティアートギャラリー
ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー-asahi.com

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。