4月10日、女性アイドルグループ・ももいろクローバー、通称「ももクロ」から、サブリーダーの早見あかりが脱退した。ももクロと並行して、写真家・新津保建秀とのコラボレーションを行ってきた彼女が、グループ脱退についてこう振り返る。
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自分はアイドルっぽくないな、向いていないなっていう思いは、最初からずっとありました。でも、活動自体は楽しんでやっていて。本当に、いろんなことの積み重ねだったと思うんですよ。自分にはもっと違う道もあるんじゃないかなって、そう思い始めたんです。
新津保(建秀)さんに写真を撮ってもらうようになったことも、早見あかりって何なんだろうって考えるきっかけになりました。初めて撮ってもらったのが中学二年生の頃で、その時にはももクロの活動を始めていて。ももクロの写真を撮る時は「アイドルの顔をしなきゃいけない」っていうのがあって、「ちゃんと笑わなきゃいけない、アイドルとしての自分を作らなきゃいけない」。だから、「笑顔になれない時も笑わなきゃいけない」。
でも、新津保さんとの初めてのお仕事で、その作り笑顔をした時に、「笑わなくてもいいよ」って言われたんですよ。「無理に笑わなくてもいいよ、そのまま自然体でいいよ」って。新津保さんにそう言われたことがきっかけで、笑いたい時に笑うっていう、そういう写真の撮られ方もあるんだって気付きました。ももクロだけをやってたら、気付かなかっただろうなと思います。
ももクロと、自分の道を、両方一生懸命にやるっていう選択肢もあったとは思うんです。だけど、性格的に私は、シロとクロをはっきりさせたいところがあって。いろんな人にも相談して、マネージャーさんとも家族とも話し合ったけど、結局最後は自分で決めなさいっていうことになるじゃないですか。それで、自分の中で、モヤモヤを抱えたまま続けるのを許せなかったっていうのがあって、脱退することに決めました。
※クイック・ジャパン Vol.95
【関連リンク】
・クイック・ジャパン Vol.95
・早見あかり オフィシャルブログ「Hayami Akari」
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