オードリー若林 相方とは「幼馴染であり金づるであり・・・」

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今年の夏、舞台化される『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』(原作・鈴木おさむ)でダブル主演を務めるオードリーの若林正恭と俳優・田中圭の対談が、『クイック・ジャパン』vol.96誌上で実現した。オードリーの印象を「仲良さそうだなあ。お互い褒め合ったりするじゃないですか」と語る田中に対し、若林は「お互いを褒め合う理由」についてこう説明する。

「客にもウケないしファンはいないし、事務所の人にも褒められない。言うこと聞かなかったですしね。事務所のネタ見せオーディションで放送作家さんとか社員がいる中で、春日がゆっくり入ってきてね。『それなんなの?その出てき方』『胸張るって何の意味があんの?』とか聞かれて、2人で『はーい』って言って、翌月全然直してこないから。

見てる人がみんな、俺らの時だけ携帯いじったり、パソコンしたりして、誰も見てない中でネタ見せてるとかありましたからね。そしたら『お前面白いな』ってお互いで言うしかないじゃないですか(笑)。お互いで褒めてないとホントにヤバいっていう、そういう感覚もあったかもしれないですけど」

そんな「相方話」に、憧れの視線を送る田中。漫才コンビには「親友タイプ」「夫婦タイプ」「師弟タイプ」など様々なタイプがあるが、若林自身は相方・春日をどう捉えているのか?

「ん~。親友じゃないなー。いや、一個じゃ言えないっすよね。だって、金づるでもあるし。柔らかい言い方すると、ビジネスパートナー(笑)。ホントに中学2年生からの幼馴染でもあるし、一番弱い部分を見せてる相手だろうし、地球上でね。夫婦って感じでもないし・・・・・・。いや、やっぱり何かひとつには例えられない、『相方』ですよ」

そんな言葉で「相方」を語る若林。昨年、春日が番組で複雑骨折をした際には、「めちゃめちゃ心細くなって」病院に見舞いに行ったものの、「素直に励ませない。見舞いに行ってるとこ、見られたら恥ずかしい」と感じたそうで、本人もそのあたりを「なんか、難しいっすよね。なんなんですかね(笑)」と語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.96(6月13日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.96
芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。