『笑っていいとも』『ヒルナンデス』といったお昼のレギュラー番組をはじめ、数えきれないほどの番組に出演した2011年のオードリー。そんな彼らにとって昨年、心に残った仕事は何なのだろうか? 12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.99でロングインタビューに応じたオードリーの2人はこう語る。
若林 「『北野演芸館~たけしが本気で選んだ芸人大集結SP~』(9月28日放送)ですね」
春日 (うなずく)
若林 「ビートたけしさんに名指しで呼んでいただいて、ご本人を前にネタ披露できるなんて、お笑いコンビには最高の栄誉でしょう。あの番組で一緒になった芸人さんたちは全員、『今日は仕事したなぁ~って感じだね!』とニコニコして帰って行きました」
「僕はもともとお笑いファンだったから、テレビのお笑いの世界にいられることが、すごく誇らしい」という若林。しかし、その番組ではちょっとしたライバル心のようなものも感じていたそうだ。
若林 「あの収録で演芸場で漫才を続けているナイツの漫才にも、すごい憧れを抱きました。塙君のくりだすボケには、いつもグッとくる。あるべき漫才師像のようなものを語るとしたら、やっぱりナイツは理想のひとつです」
そこで、「オードリーの理想像は?」と尋ねられると、「まだまだ芸人としてのボクはブレてますが、無理にブレを修正しようとせずにやっていく」と語る若林。「その点、春日は本当にすごい。軸が動いてる場面を見たことがない」と続けると、すかさず春日は「それがスターというものだからね。若林君」と応じ、ナイツに劣らず息の合った”理想の漫才コンビぶり”を見せつけた。
◆『クイック・ジャパン』vol.99(12月12日発売/太田出版)
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