小栗旬 特殊メイクでカッパの村長役を演じ「正直きつい」

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強烈な個性のキャラクターたちが織り成すギャグ・マンガを実写化した映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』が2月4日から公開される。
 
“他人に借りを作るべからず”その家訓に育った大企業の御曹司・市ノ宮行(リク)は、最も恐れている父親・積から荒川地区再開発の妨げとなる不法占拠者の一斉退去を命じられる。しかし、視察のため荒川に赴いた矢先、行はトラブルに巻き込まれ、自称”金星人”のニノに助けられてしまう。どうにか借りを返したい行だが、ニノが出したあるお願いがきっかけで、物語は思わぬ方向へ進んでいく・・・。

原作は、2004年「ヤングガンガン」連載開始直後から話題となり人気を博している中村光の『荒川アンダー ザ ブリッジ』。企画の初期段階からドラマと映画の連動が想定されたが、監督の飯塚健は、ドラマ版をシュールなコメディ、映画版はリクとニノのラブストーリーを軸に展開し、ふたつが揃うことで原作の世界観が再現されるという遊び心を持たせた構成となっている。

主役のリク役に若手演技派の林遺都。ヒロインのニノ役は映画やドラマで人気急上昇中の桐谷美玲。彼らを取り巻く河川敷の住人たちには、小栗旬、山田孝之、城田優など主役クラスの豪華なキャスティングとなった。

実は、小栗と山田に関しては想定外のブッキングだったという。キャスティングのさなか、小栗本人から「自分がカッパの村長を演じ、実写として映画化したい」と電話が入り、さらに小栗の誘いで親友である山田も出演を志願。しかし小栗は、自分で望んだ役を手にしながらも、特殊メイクが想像以上にきつかったようで、「全部シリコン素材の粘着質のもので張り付いてくるので、汗かくと本当に気持ち悪い」と体験した苦労を語り、「正直きつい」と本音をこぼしたという。

『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』は2月4日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー。

『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』
公開:2/4(土)~、新宿ピカデリー他全国ロードショー
コピーライト:(C)2012中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ
配給:ショウゲート
公式サイト:http://www.autb.jp/

【関連リンク】
映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』公式サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。