手塚治虫 自作のキャラクターの出演料まで設定していた

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4月28日(土)より、東京・烏山の「世田谷文学館」にて、国民的漫画家・手塚治虫の展覧会『「地上最大の手塚治虫」展』が開催される。

同展は、”マンガの神様”と呼ばれた手塚治虫に対し、〈読者〉はどう向きあうのかを問う展覧会。手塚治虫の自筆原稿・原画、掲載誌、愛用品、関連資料など、総数約350点に触れることで、手塚治虫の〈読者〉であることの喜びをあらためて体験できる展覧会となっている。

会場では、『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』などの作品原画や、手塚と交友の深かった北杜夫所蔵の『COM』(『火の鳥』の連載誌)などを展示。また、手塚はキャラクターを劇団員と考え、さまざまな作品に役柄を与えて登場させたが、彼がスターの詳細データをまとめた自筆ノートを見ると、キャラクターの代表作や出演料まで書き込まれていたことが分かる。

『「地上最大の手塚治虫」展』は、2012年4月28日(土)~7月1日(日)まで、世田谷文学館(世田谷区南烏山1-10-10 京王線・芦花公園駅徒歩5分)2階展示室にて開催。開場時間は10:00~18:00、休館日は月曜(ただし4月30日は開館、翌5月1日は休館)。

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「地上最大の手塚治虫」展-世田谷文学館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。