5月26日(土)より、東京・両国の江戸東京博物館にて、同館の開館20周年記念特別展『日本橋 描かれたランドマークの400年』が開催される。
この展覧会は、江戸から現代に至るまで、五街道(東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道)の起点として栄えてきた日本橋の変遷を、浮世絵や版画などの芸術作品でたどる特別展。江戸の中心として、橋下を流れる日本橋川から様々な物資や文化がもたらされた日本橋は、明治維新を木の橋のままで迎え、現在の石造の日本橋は昨年架橋100年を迎えた。
会場では、歌川広重が東海道53次を描いた作品のひとつ『東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景』、葛飾北斎が大胆な遠近法を用いた、北斎ならではの大胆な画面作りが魅力的な『冨嶽三十六景 江戸日本橋』ほか、歌川芳虎、三代歌川広重らによる浮世絵作品を展示。さらに版本、絵巻、近代版画、写真の”日本橋関連作品”が約130件展示される。
江戸東京博物館開館20周年記念特別展『日本橋 描かれたランドマークの400年』は、2012年5月26日(土)~7月16日(月・祝)まで、江戸東京博物館 1階 企画展示室(都営地下鉄両国駅徒歩1分、JR両国駅徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30。休館日は毎週月曜日(ただし7月16日は開館)
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・江戸東京博物館 開館20周年記念特別展 日本橋 描かれたランドマークの400年
・江戸東京博物館
【関連記事】
・江戸時代の浮世絵師は想像で江戸の街を空から描いていた
・歌川広重の代表作「東海道五十三次」を一挙公開
・東京スカイツリー完成記念特別展『ザ・タワー』 古今東西の塔を一望
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。