アジア最大級の国際短編映画祭 まもなく都内でスタート

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6月15日(金)から、東京・原宿の「ラフォーレミュージアム原宿」他の会場にて、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012』が開催される。

このフェスティバルは、世界各国の若き映画監督の”腕試し”として確立されているショートフィルムの魅力を紹介するべく、1999年に東京・原宿で誕生した映画祭。14年目となる今年は、過去最多となる4543本の作品が集まり、公式コンベンションでは112の国と地域から厳選された79作品が一挙上映される。

今年度は作品傾向として、震災以後の生活の変化をテーマにした作品や、復興に向けてのメッセージがこめられた作品が多く、東日本大震災を描いて第84回アカデミー賞短編部門にノミネートされた『津波そして桜』や、原発や放射性物質などで汚染された数年後の東京を舞台にした『blind/ブラインド』なども上映。グランプリ作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート候補作になるほか、「ストップ!温暖化部門優秀賞」「旅シヨーット!プロジェクト優秀賞」、さらに来場者の投票で決まる「オーディエンスアワード」なども選出される。

『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2012』は、2012年6月15日(金)~30日(土)まで、ラフォーレミュージアム原宿、表参道ヒルズスペースオー、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ブリリアショートショートシアター(横浜)で開催。会場ごとに上映日が異なるので、スケジュール他詳細は公式サイトをご確認頂きたい。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2012

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。