実在する特殊部隊の任務を描いたアクション映画『NAVY SEALS』が6月22日から公開されている。
オサマ・ビンラディンの暗殺を遂行したことで、あらためて全世界にその実力を示した米海軍特殊部隊「NAVY SEALS(ネイビーシールズ)」。その任務は国家の最高機密に関わる極秘ミッション。死者さえ出るという2年半の過酷な訓練を通過し、米海軍の中でもわずか0.5%の精鋭たちで組織される特殊部隊だ。
物語はフィクションだが、銃、最新鋭のハイテク兵器、戦闘機、潜水艦、作戦など、全てが本物というところも見どころ。さらには史上初となる現役隊員が主演となり、そのあまりにもリアルな描写に、「国家機密をバラしすぎだ」とペンタゴン(米国国防総省)に政治家から抗議の電話が相次いだという。
脚本は隊員を正式にアドバイザーに迎え書き進められた。スタッフは物語の要点を隊員に伝え、実際の戦場を想定して作戦を立ててもらい、それをもとにカメラを配置。撮影では、ヘルメットカメラを多用した”自分目線”のカメラワークによって、観客はまるで自分が隊員の一員になったかのような疑似体験を味わえる。
医師を装ってコスタリカに潜入していた、CIAの女性エージェントが拉致される。首謀者は、麻薬取引と兵器の密輸で巨万の冨を築く男、通称クエスト。米軍は直ちに「NAVY SEALS」に出動を要請。隊員たちは敵のアジトを確実かつ正確に急襲し、エージェント奪還に向かうのだが・・・。
映画『NAVY SEALS』は6月22日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開中。
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・映画『NAVY SEALS』公式サイト(音が出ます)
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