「ムーラン・ルージュ」「リド」と並ぶパリの3大ナイトショーの1つ「クレイジーホース」を追ったドキュメンタリー映画『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』が6月30日から公開されている。
これまでに『BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界』『パリ、オペラ座のすべて』など、ダンスをテーマにしてきたドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督が3本目の題材に選んだのは、パリの3大ナイトショーの1つ「クレイジーホース」のエンタテインメントショー。
新しいリズム、ダイナミックなテンポ、魅力的な振り付けなど、女性であることを限りなく追求した先にある、ダンサー達の完璧なボディと計算された音と光の演出。その目が眩むほどの官能的で美しいヌードショーのみならず、リハーサル・メイクアップ・衣装・オーディション・クラブの運営会議など、普段カメラが入れない所まで70日間に渡り完全密着した。
ちなみに、クレイジーホースには毎年500人以上の志願者が訪れるが、採用されるのは20人。世界中のセレブや文化人が賞賛しており、多くのアーティストにインスピレーションを与えてきた。たとえば、ヒルトン・マッコニーコは「DESIRS」のポスターをデザインし、サルヴァドール・ダリは、有名な唇の形をしたソファーをデザインして提供したそうだ。
映画『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』は、Bunkamuraル・シネマほかにて公開中。
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・映画『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』公式サイト(音が出ます)
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