12月3日(月)より、東京・外苑のワタリウム美術館内「オン・サンデーズ」にて、デザイナー、アートディレクターの森本千絵の展覧会『en°木の実』が開催される。
森本千絵(1976~)は青森県三沢市生まれ、99年に武蔵野美術大学を卒業。博報堂入社後、「プレイステーション」のCMを手がけ、Mr.Childrenとの仕事で東京ADC賞を受賞した。07年に独立し、11年にはサントリー「歌のリレー」で東京ADC賞グランプリを受賞。書籍、デザイン、映像などのコマーシャル作品から、社会や人々のありかたに変化をもたらす活動まで、幅広い活動を行なっている。
会場では、震災後に“忘れられないもの”を作ろうと決意して始められた「日々の実日記」や、広告やワークショップを経てできあがった映像の上映、「森本千絵の理想の本棚」、さらに手紙、企画書、らくがき、おくりもの、おもいつきなど、ありとあらゆる彼女のアイデアの断片を展示。会期中は、森本が仕事場をオン・サンデーズに移し、仕事をこなしつつ滞在する。
森本千絵『en°木の実』展は、2012年12月3日(月)~2013年1月29日(日)まで、ワタリウム美術館内オン・サンデーズ(渋谷区神宮前3-7-6 東京メトロ・外苑前駅徒歩8分)にて開催。開場時間は12月が11:00~21:00、1月が11:00~20:00(水曜は~21:00)となっている。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。