3月8日(金)より、東京・竹橋の国立近代美術館にて、日本では30年ぶりとなるフランシス・ベーコンの回顧展『フランシス・ベーコン展』が開催される。
フランシス・ベーコン(1909~1992)は、アイルランドのダブリンに生まれ、ロンドンを拠点に活躍した画家。ピカソと並び20世紀を代表する画家と評されるベーコンの主要作品は、その多くが美術館に収蔵されている上、個人蔵の作品はオークションで非常に高値が付けられるため展覧会の開催が難しく、日本では1983年に展覧会が開催されたきりとなっていた。
同展は、ベーコンの作品を貫く「身体」に着目し、40~50年台の「移りゆく身体」、60年代の「捧げられた身体」、70年代~晩年の「物語らない身体」の3章と、エピローグ「ベーコンに基づく身体」で構成。日本に所蔵が確認されている5点や、テート・ブリテン、ニューヨーク近代美術館のコレクションなど、合計30数点のベーコンの作品が展示される。
『フランシス・ベーコン展』は、2013年3月8日(金)~5月26日(日)まで、東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1 東京メトロ・竹橋駅徒歩3分)にて開催。開催時間は10:00~17:00(金曜日は~20:00)、休館日は月曜(3月25日、4月1日、4月8日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日。料金は当日一般1500円。なお同展は、2013年6月8日(土)~9月1日(日)まで豊田市美術館を巡回する。
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