さまぁ~ず三村「お笑いコンビの仲は悪いほうがイイ」説の真偽を語る

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現在『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』『モヤモヤさまぁ~ず2』『Qさま!!』ほか、数多くのレギュラーを抱えるさまぁ~ずは、「バカルディ」としてブレイク後、しばし不遇の時代を過ごした経験を持っている。すでに20年以上もコンビを組んできた彼らだが、ケンカになることはないのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.106で、三村はこう語っている。

「ケンカをしないとダメですよ。俺らもケンカいっぱいしたし。でもね、どうせケンカして舞台出たってウケないわけだから。ウケれば仲良くなる。仲が悪いのがイイっていうのは実は都市伝説で、俺はダウンタウンさんもとんねるずさんもウンナンさんも見てきたけど、仲悪くない。そもそも仲悪かったらあんなに成功してないですよ」

売れていなかった時も、亀裂が生じたことはなかったと語る三村。再ブレイクのきっかけは、三村の「○○かよ!」というツッコミ芸だったが、その点についても三村は冷静だ。

「だいたい、同じぐらいの力のコンビなんてなかなかいないんだから。そりゃあどっかで相方の世話にはなるもんだし、その恩返しをいつかどこかで出来ればいい。それに、ダメなりの面白さというものがあるでしょ。品川庄司もそうじゃないですか。庄司もポンコツなりに頑張ってる。今や庄司が面白くなっちゃってる(笑)」

そんな三村の夢は「お笑いの『年表』みたいなものがあれば、それに載りたい」ことだそうだが、「同世代ちょっと上にダウンタウンさんやウンナンさんがいて、ちょっと下にナイナイがいるから俺らは100%『年表』に載らない」と思っているとか。三村は、さまぁ~ずについて「まだまだ脇役中の脇役ですよ」という自己分析を披露している。

◆『クイック・ジャパン』vol.106(2013年2月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.106

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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