飛び抜けた個性で、さまざまなフェスやテレビ番組に引っ張りだこのきゃりーぱみゅぱみゅは、まさに今が旬のアーティスト。作品やライブでは、常に他人が驚くような、あるいは想像していないような衣装やアイデアを披露する彼女だが、そのアイデアはどこから生まれるのだろう。4月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.107で、彼女はこのように語っている。
「昔からちょっとひねくれてたんです。『きゃりーちゃんってこういう子だよね』って思われることがすごく嫌で、それと真逆なことをやったりとか、全然関係ないことをやったりするタイプ。だからファッションも真似されたら、もうそれは二度とやらないみたいなこだわりは意外とありますね。みんなが真似しやすいようにするんじゃなくて、真似できないように考えます」
ということは、きゃりーぱみゅぱみゅは、「私のセンスに共感して、真似してもらいたい」と思うような、いわゆるファッションリーダーにはならない、なれないということだろうか? その質問に、彼女はこう答える。
「あ、もう全然ファッションリーダーじゃないですし、ファッションモンスターでもないです(笑)。そういうカリスマみたいな感じじゃないんですよね。ファンの方も、みんながみんな派手って訳じゃなくて、おじさんもいるし、すっごい地味な子とかもいて。(中略)おじさんとか、OLとか、サラリーマンとかにも、自分がやってみたいけどできないことを見たいという感覚の人がいると思います」
このように答えた彼女は、そのような思いに対し、「『それならば夢を見せましょう』みたいな感覚でやってます(笑)」と述べている。
◆『クイック・ジャパン』vol.107(2013年4月12日発売/太田出版)
【関連リンク】
・『クイック・ジャパン』vol.107
【関連記事】
・篠田麻里子「恋愛禁止ルールのあるグループじゃなくてもたぶん恋愛しない」
・℃-ute鈴木愛理 私服OKの高校に3年間制服で通学
・モーニング娘・鞘師里保・工藤遥 伝統への誇りと現状への危機感を語る
・ももクロ有安「メンバーとの間に微妙な壁を作ってた」と衝撃告白