「エビ中」こと私立恵比寿中学の4枚目のシングル『手をつなごう/禁断のカルマ』が6月5日にリリースされる。3月31日に、よみうりランド・オープンシアターEASTで初披露されたこの曲はどんな曲なのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.107で、メンバーたちはこのように語っている。
真山 「『手をつなごう』は、本当にそのまんまなんですけど、手を繋ぎたくなる曲ですね」
柏木 「とにかく明るい曲だよね」
安本 「初めて聴いたときは、曲も楽しい感じだから、楽しい歌詞なのかなと思ったんですけど、深いメッセージが込められているのを知って、その話を聞いてからは楽しい気持ちを持ちながら、思いを伝えられるようにしっかり歌おうと思っています」
これ以外にも、「元気をなくした人とかにいっぱい聴いてほしい」(松野)、「歌詞が本当に深いと思うので、楽しみつつも感動してもらえたら一番嬉しい」(杏野)と、口々にこの曲を絶賛するメンバーたち。エビ中といえば、「キレのないダンスと不安定な歌唱力」が売りだったが、そこも随分変わってきたようだ。
星名 「たまにスタッフさんが録ってくれた動画とかを見て、みんなキレイに揃っているとびっくりする」
瑞季 「揃っていないし歌も下手なので、ずっと『king of 学芸会』って言ってきたんですけど、客観的に見たときに自分たちの実力を実際よりも低く見てきたというのはあるかもしれません。だから改めて見たときに、あれ、エビ中こんなに揃ってたっけって思うことが多くて」
メンバーたちは、各々成長を実感している様子だが、一方では、
安本 「やっぱりほかのアイドルさんと比べるとまだまだかな」
真山 「私たちはまだ全然だなって思うし」
という声も。鈴木は、「私はエビ中の中で一番学芸会っぽい踊りなので、私が学芸会じゃなくなったら、みんなが学芸会じゃないのはもう当たり前なので。そう言われるように頑張ります」と、“脱・学芸会”に向けて意欲を語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.107(2013年4月12日発売/太田出版)
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・『クイック・ジャパン』vol.107
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