8月24日(土)より、横浜・みなとみらいの日本新聞博物館にて、反骨の報道写真家・福島菊次郎の写真展『92歳の報道写真家 福島菊次郎展』が開催される。
福島菊次郎は1921年に山口県で生まれ、敗戦直後、廃墟と化した広島で撮影を開始。1960年には、原爆被災者の生活を10年にわたって追い続けた『ピカドン ある原爆被災者の記録』で、日本写真批評家協会賞特別賞を受賞した。福島は、原爆以外にも、学生運動、原発、公害、自衛隊など、政治・社会問題を精力的に取材。東日本大震災後には、90歳にしてカメラを手に福島を訪れた。
同展は、総撮影枚数25万枚以上という福島の、報道写真家としての仕事の全貌を紹介する写真展。東大安田講堂攻防戦、あさま山荘事件、三里塚闘争、ウーマンリブ、水俣病など、67年にも及ぶキャリアを持つ福島が撮影した、日本の戦後史の重要シーンを捉えた写真が展示される。
『92歳の報道写真家 福島菊次郎展』は、2013年8月24日(土)~10月20日(日)まで、日本新聞博物館(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター みなとみらい線「日本大通り」駅すぐ)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は次の平日)。入館料は一般500円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。