9月3日(火)より、東京・上野の東京藝術大学大学美術館にて、奈良・興福寺の創建1300年を記念した展覧会『国宝 興福寺仏頭展』が開催される。
法相宗の大本山として知られる興福寺は、669年に藤原鎌足が重い病気を患った際に、夫人が夫の回復を願って造営した山階寺を起源とする寺。710年(和銅3年)の平城遷都の際に、現在の場所に移転して名が「興福寺」と改められたこの寺は、奈良時代には四大寺の1つに、平安時代には七大寺の1つに数えられ、現在では「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産にも登録されている。
同展は、全国の国宝仏像彫刻の15%を所蔵する興福寺の貴重な所蔵品の中から、国宝・重要文化財あわせて50点以上を展示する展覧会。破損仏でありながら国宝指定を受けている「銅造仏頭」や、日本木彫史上屈指の名品・板彫十二神将像(平安時代)と木造十二神将立像(鎌倉時代)など、国宝25点、重要文化財31点が展示される。
『興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」』は、2013年9月3日(火)~11月24日(日)まで、東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園12-8 JR上野駅徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月曜(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日、9月24日、10月15日、11月5日。入場料は当日一般1500円。
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