10月26日(土)より、東京・上野の国立科学博物館にて、モンゴルのゴビ砂漠で発掘された貴重な化石標本を公開する特別展『大恐竜展 -ゴビ砂漠の驚異-』が開催される。
モンゴルのゴビ砂漠は、1922年から30年にかけてアメリカの調査隊が発掘調査を行ったことで、世界有数の恐竜化石の産地として知られるようになった場所。ゴビ砂漠で発掘される化石は保存状態が良く、良質なものが多いため、恐竜の進化や系統、生態などの解明に大きく寄与してきた。
同展は、ゴビ砂漠で発掘された恐竜標本を、白亜紀前期(約1億1000万年前)から末期(約7000万年前)へと、時代順に展示。会場には、全長2メートル、推定年齢2~3才のタルボサウルスの子どもの実物化石と、それをもとに復元した全身骨格、大型肉食恐竜「タルボサウルス」や大型植物食恐竜「サウロロフス」など、いずれも10メートル以上に及ぶ大型恐竜の全身骨格などが登場し、展示される標本に占める実物化石の割合は、およそ90%を占めている。
『大恐竜展 -ゴビ砂漠の驚異-』は、2013年10月26日(土)~2014年2月23日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園 7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜日は20:00まで、11月2日、3日は20:00まで、11月4日は18:00まで)。休館日は月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月28日~1月1日、12月24日(火)と1月6日(月)は開館。入場料は当日一般1500円
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