ももクロ佐々木彩夏 さだまさしコンサートサプライズ出演を振り返る

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この夏、日産スタジアムでの6万人ライブを成功させたももいろクローバーZだが、“あーりん”こと佐々木彩夏にとっては、その前の「さだまさしの武道館コンサートにサプライズ出演」という“ピン”の仕事も大きな出来事だった。その経験は、彼女に何をもたらしたのだろう? 10月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.110で、佐々木はこのように語っている。

「すっごく不安でした。しかも、さださんの4000回記念コンサートっていう大事な舞台じゃないですか? さださんの歌を聴きたくて来てる人たちがいっぱいいるなかで、いきなり『なんだあの小娘は』って思われるんじゃないかって。そういう状況だったので、しばらくはまったく考えないようにしてたんですよ。現実逃避して」

当日は、くじびきで順番が決まるため、出番がいつになるかが分からず、ずっと楽屋でヒヤヒヤしていたという佐々木。さだに「リラックスして歌ってね」と声をかけてもらい、見事に大観衆の前で『秋桜』を歌い切った彼女だが、果たしてその感想は?

「今回は本当に勉強になりました。特にさださんの歌を真横で聴かせていただけたのはすごく大きな経験でしたね。それにさださんの歌を聴いているお客さんの表情が、私たちのライブとは違う気がして、あっ、歌で聴かせるっていうのは、こういうことなんだなって。そのステージに私は立っているんだって……なんかはじめての感覚でした」

そうは言いつつも、彼女からは「でも、やっぱりひとりでの仕事はまだ違和感があります」と、ちょっぴり弱気なコメントも。しかし、「自分の得意分野ではないステージにひとりで立たされたので、緊張したし、とにかく心細かった。だけど、こういう活動をどんどんしていくことが『嵐さんみたいになりたい』っていう目標に少しずつ近づいているのかなぁ」と、貴重な経験を前向きに捉えているようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.110(2013年10月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.110

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。