14歳シンガーソングライター・kaho 作曲は9歳から開始

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堀北真希主演のドラマ『ミス・パイロット』の主題歌『every hero』を歌っているのが、14歳のシンガーソングライター・kaho。日本で生まれた後、3才からオーストラリアに住んでいるという彼女は、どのような環境のもとで育ってきたのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.110で、彼女はこう語っている。

「ちっちゃい頃から家では音楽が常に流れていて、両親が聴いていた音楽、例えば、(ドゥービー・ブラザーズ)のマイケル・マクドナルドやスティービー・ワンダーのような80年代の音楽を一緒になって聴いていたのを覚えてますね。特に好きだったのは、マイケル・マクドナルドの『What a Fool Believes』。聴く時はいつも歌ったり、踊ったりしていました(笑)」

そして6歳か7歳の頃からピアノを触るようになり、9歳くらいの時にはボイス・レコーダーで思いついたメロディを録音。さらに12歳の時、キーボードやマイクをMacに繋ぎ、音楽制作アプリで作りためたメロディを曲にしたという彼女。その豊富なアイデアは、どのように湧いてくるのだろう?

「曲作りのプロセスには自分でもびっくりさせられるというか、ちょっとした奇跡のように、メロディが降りてくるんです。それがいつどこでどうやってやってくるのかは自分でも分かりません。だから、自分の頭のなかに何らかのサウンドが思い浮かんだら、それがメロディとなって聞こえてくるまで注意深く耳を澄ませるんです」

彼女によれば、いくつかのメロディはシャワーを浴びている時に生まれたのだとか。彼女は、「なぜそういうことが起きるのかは全く分からないんですけど、私はそうしたメロディが大自然から、あるいは天国からやってくるんだと思うようにしています」と語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.110(2013年10月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.110

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。