昨年5月に道重さゆみがモーニング娘。の8代目リーダーになって以来、モーニング娘。の快進撃が止まらない。2013年は3作連続でシングルが1位に輝き、見事に再浮上を果たした彼女たち。グループを牽引する道重は昨年10月、新垣里沙を抜いて歴代メンバーの中で在籍日数が最多になったが、そのことについてどのように感じているのだろう？ 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.111で、道重はこのように語っている。
「本当にすごいことだし、たくさんの人に感謝しなきゃなって思いましたね。自分一人だったらここまで来られなかったし、歴代の先輩たちとか、一緒に頑張ってきた同期のみんなとか、頼もしい後輩たちとか、ファンの皆さん、家族のみんなとかにも、感謝の気持ちでとにかくいっぱいです。おめでとうってたくさんの人に言われて、ケーキとか花束をもらって、今年（＝2013年）は誕生日が2回あったみたいな感じ。ただただ幸せでしたね」
グループの在籍が10年を超え、現在唯一の20代メンバーという立場の道重。最近のモーニング娘。の好調ぶりは、誰もが認めるところだが、リーダーの道重にはまだまだ不満があるようだ。
「最近よく『今のモーニング娘。キテますね』『輝いてますね』といろんな場所で言われるんですけど、私は全然そうは思っていないんです。もちろん、そう見られていることはすごくうれしいんですけど、でも自分がモーニング娘。になる前にテレビで見ていたモーニング娘。の輝きには全然辿り着いていないと思うんですよ」
その時期について、「『ザ☆ピ～ス！』（01年7月発売）とか、そのあたりですね」と語る道重。リーダーとしてグループを引っ張る彼女は、
「クラスにいる女子の、本当にみんながモーニング娘。のカードを持ってたし、みんながモーニング娘。になりたかった。（中略）学校とかで誰しもが『モーニング娘。のオーディションを受けたいね』って憧れていたあの頃のモーニング娘。を、今のモーニング娘。で作ってみたいなっていう気持ちはありますね」
と、さらなる高みへの意欲を述べている。
◆『クイック・ジャパン』vol.111（2013年12月12日発売／太田出版）
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・『クイック・ジャパン』vol.111
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