国立の美術館と博物館がコラボ 博物館の逸品を厳選し美術館に展示

カルチャー
スポンサーリンク

2月19日(水)より、東京・乃木坂の国立新美術館にて、世界各地の資料を擁する国立民族学博物館のコレクションの中から厳選した逸品を紹介する展覧会『イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる』が開催される。

今年創設40周年を迎える国立民族学博物館(大阪府吹田市)は、世界各地の造形物や生活用具など約34万点の資料を所蔵する世界最大級の民族学博物館。この展覧会では、国立民族学博物館と国立新美術館が博物館と美術館の垣根を超えて協力し、博物館の収蔵品が持っているアートとしての側面に注目した品々が、美術館の展示室に展示される。

会場では、世界各地の仮面や神像、仏陀の生涯を描いた仏伝図や曼荼羅、アボリジニの樹皮画から、セネガルやベトナムで観光客用のお土産として売られているブリキやアルミニウムの缶を利用した玩具まで、古今東西で生み出された造形物を紹介。地域や時代ごとに「イメージ」を分類するのではなく、共通した造形性、効果、機能に着目することで、人類の文化に普遍的な「イメージの力」を堪能できる展覧会となっている。

『イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる』は、2014年2月19日(水)~6月9日(月)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂」駅すぐ)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日は20:00まで。4月19日は22:00まで)。休館日は火曜(4月29日、5月6日は開館。5月7日は休館)。観覧料は当日一般1000円。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる-国立新美術館

【関連記事】
日本で過去最大級のアンディ・ウォーホル展 六本木ヒルズで開催
スペインリアリズムの今を紹介 日西交流400周年事業「驚くべきリアル」展
書道展で展示される作品 なぜ読めないような文字ばかり?
ソチ五輪出場の美人選手も! 日本一オリンピック選手の多い場所は「野沢温泉」だった

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。