声優・佐藤聡美 ギター未経験からのギターボーカル挑戦に意欲

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『けいおん!』の田井中律、『氷菓』の千反田えるなどを演じる声優の佐藤聡美のデビュー曲『ミライナイト』が、2月26日に発売される。すでに『けいおん!』のライブイベントで、さいたまスーパーアリーナでの歌唱と演奏の経験もある彼女だが、個人名義での音楽活動には、どのような思いがあるのだろう? 2月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.112で、佐藤はこのように語っている。

「これまで音楽に対してなんとなくネガティブな気持ちがずっとあって。キャラクターソングを歌っているときは『こういう風に演じよう』って考えられるから大丈夫だったんです。それが色んなアーティストのライブDVDとかを見て『あ、楽しそう』って自分から思えるように変わった。“演じる誰かありきの自分”を取り払ったときに、素直に歌えるようになった感じがします。産みの苦しみはあるけど、同時にとても気持ちよかった」

そう語る彼女のデビュー曲は、彼女自身も出演しているアニメ『生徒会役員共*』のエンディング曲。今回は、楽曲のリリースとともに、ギターボーカルへの挑戦も宣言しているが、それはどのように決まったのだろう?

「andropとかback numberとかが好きで、その話をしたら、『じゃあバンドサウンドで行きましょう』ということになって。ギターの経験はありませんが、ギターのことも同時に決まった感じですね。いつかはギターボーカルやれたらかっこいいなぁー、と思っていたのが最高のタイミングで実現した感じです! 楽器を弾くのは、努力しながら進んでいく感じが自分には合っているなって」

代表作の『けいおん!』シリーズでは、ドラムを演奏した経験もある彼女だが、ギターとドラムの違いを「語弊があるかもしれませんが、裏方から花形に来たような印象です」と評した彼女。今後の音楽活動については、

「ライブハウスで武者修行とかもしてみたいですね!(笑)。ファンの方々に『佐藤さんが歌やっててよかったです』っていつか言ってもらえるように頑張っていきたいなって思ってます」

と、抱負を述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.112(2014年2月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.112

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。