昨年の夏、日産スタジアムを6万人の観客で埋め尽くしたももいろクローバーZ が、いよいよ今週末に国立競技場という大舞台でライブを行う。グループでただ1人、成人を迎えている高城れには、やはり「自分がしっかりしなくては」という想いがあるのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.112で、高城はこのように語っている。
「よく言われるんだけど“最年長”というのは基本的に考えないようにしてる。うん、考えない。最年長だからって考え方じゃなくて『ひとりの人間として』って考え方をしたい。だって、実際に年齢とかって、もう関係ないと思うんですよ、生きていく上で」
そんな言葉で「最年長」という考え方に疑問を投げかける高城。かつては、「人にどうこうしてもらう」ということを考えていたものの、今では「自分でどうにかしなきゃ」という気持ちの方が強くなっているそうだが、自分を見つめ直してみた場合、彼女はどんな部分を自分の弱点だと感じているのだろう?
「うーん、やっぱりパフォーマンス面ではいちばん足りてないと思う。表現力とか歌唱力とか。バラエティの対応でも、いちばん足りてないのはわかってるんですよ。わかっているけど、それをどうやって改善したらいいかはわからない。そこが自分の弱点」
その一方で、自分の武器については「メンタルが強いところ」と答えた高城。「『そんなことない』って言われるかもしれないけど……」と断りつつも、芯の強さには自信があるようで、
「たとえば、今、『ももクロを辞めろ!』って言われても、絶対に辞めない! 川上さん(ももクロのマネージャー)に毎朝、嫌がらせをしてでも辞めない。自分が納得いくまで辞めたくないから『辞めろ』と言われても、毎日、事務所に通いつめますよ」
と、述べている。
◆『クイック・ジャパン』vol.112(2014年2月12日発売/太田出版)
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