20世紀初頭のパリの空気を芸術で堪能 モディリアーニ展

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4月12日(土)より、神奈川県箱根町の「ポーラ美術館」にて、イタリア出身の画家・彫刻家、アメデオ・モディリアーニの展覧会『モディリアーニを探して ―アヴァンギャルドから古典主義へ』が開催される。

モディリアーニは1884年にイタリアに生まれ、21歳の時にパリに移住。ユトリロやピカソらと交友を深めながら創作活動に勤しみ、引き伸ばされたような長い首や、アーモンド形の目を特徴とする独自のスタイルを築き上げた。しかし、退廃的な生活を送ったモディリアーニは、1920年に35歳の若さで死去。今日では、20世紀前半にパリに集い芸術活動に励んだ画家たちを総称する「エコール・ド・パリ」を代表する芸術家とされている。

会場には、モディリアーニの初期の代表作『青いブラウスの婦人像』、個展開催初日に当局により撤去を命令された野心作『髪をほどいた横たわる裸婦』など、油彩画、素描、彫刻19点が登場。さらにピカソ、セザンヌ、ユトリロ、ブランクーシなど20世紀初頭の芸術を牽引した作品を集め、同時代の芸術状況が概観できる。

『モディリアーニを探して ―アヴァンギャルドから古典主義へ』は、2014年4月12日(土)~9月15日(月・祝) まで、ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)にて開催。会期中無休。開館時間は9:00~17:00。入館料は当日一般1800円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。