東京国立近代美術館の現代美術展に“どん引きするほど高額”な作品が集結

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現代美術の中核をなす作家の作品を紹介する『現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展』が、6月20日(金)より、東京・竹橋の東京国立近代美術館にて開催される。

同展は、ともすれば「難しい」「自分にも作れそう」といった感想を持たれがちな現代美術が「世界の宝」であることを、最高の作品群により確認できる展覧会。オークションで数十億円の価値が付けられることもあるという「市場価格」や「保険評価額」的な意味での“宝”、さらにアートの歴史を踏まえつつ、未来においても色褪せない形で作品を生み出す彼ら(の作品)が“宝”であると考え、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」など10のテーマに沿って、作品が展示される。

会場には、アンディ・ウォーホルの最晩年の自画像、フランシス・ベーコンが警察で撮られる証明写真に着想を得た『ルシアン・フロイドの肖像のための三習作』、ゲルハルト・リヒターの大回顧展にも出品された重要作『叔母マリアンヌ』ほか、アンドレアス・グルスキー、マーク・クイン、杉本博司などの作品が登場。「展示作品の保険評価額の総額は、どん引きするぐらい高額です」(同展案内より)という作品が、会場を埋め尽くす。

『現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展』は、2014年6月20日(金)~8月24日(日)まで、東京国立近代美術館(東京メトロ「竹橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~17:00(金曜は20:00まで)。休館日は月曜(7月21日には開館)。7月22日。観覧料は一般1200円。

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現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展-東京国立近代美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。