6月24日(火)より、東京・上野の東京国立博物館にて、台北・故宮博物院の収蔵物を紹介する展覧会『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』が開催される。
故宮博物院は1925年、清朝最後の皇帝・溥儀が退去した後、北京の紫禁城に誕生。しかしその後の政情の変化により、故宮文物は当時の中華民国の首都・南京→四川省など内陸の奥地→南京を経て台湾に移送され、1965年に台北郊外に建設された博物館で展示されるに至った。
同院は大英博物館、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館とともに、四大博物館と称されており、その収蔵数はおよそ69万点。歴代皇帝によって選びぬかれた逸品が多数収蔵されており、今回の展覧会がアジアで初の開催となる。
会場には、緑と白のみずみずしい光沢や、しなやかに曲がった葉を巧みに掘り出した白菜そっくりの神品「翠玉白菜」が登場(6月24日~7月7日の2週間限定)。そのほか、嘉慶帝、乾隆帝が有したお宝、北宋・元・明・清の各時代の書、山水画、青磁、刺繍画、彫漆、玉印、冠架け、玉器、多宝格(皇帝がいつも側において楽しんだ観賞用の宝箱)などが展示される。
『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』は2014年6月24日(火)~9月15日(月・祝)まで、東京国立博物館(台東区上野公園13-9 JR上野駅徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(金曜および「翠玉白菜」の展示期間中は20時まで。土日祝日は18時まで)。休館日は7月14日(月)、7月22日(火)、7月28日(月)、8月4日(月)、9月1日(月)、9月8日(月)。観覧料は一般1600円。
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