西洋における日本美術の影響を確認 「華麗なるジャポニスム展」

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6月28日(土)より、東京・砧の「世田谷美術館」にて、ボストン美術館の所蔵品の中から厳選した名品を紹介する展覧会『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』が開催される。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋では浮世絵、陶磁器、金工品、掛け軸、屏風、扇子といった日本美術が大流行し、芸術家たちに大きな影響を与えた。同展は、その影響を受けて生まれた「ジャポニスム」と呼ばれる作品を紹介するもの。西洋の芸術家が日本美術と出会い、何を学び、どんな作品を生み出したのかを検証する展覧会となっている。

会場には、45万点以上のコレクションを誇るボストン美術館から厳選された絵画、版画、素描、写真、工芸作品150点が登場。初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの『ラ・ジャポネーズ』をはじめ、マネ、ドガ、ロートレック、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホら印象画の画家たちの名品と、彼らに影響を与えた浮世絵などが対比する形で展示される。

『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』は、2014年6月28日(土)~9月15日(月・祝)まで、世田谷美術館(世田谷区砧公園1-2 東急田園都市線「用賀駅」徒歩17分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(7月21日、9月15日は開館)、7月22日。観覧料は当日一般1500円。なお同展は、この後、京都、名古屋を巡回する。

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ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。