11月14日(金)より、東京・渋谷の「パルコミュージアム」にて、消しゴム版画家のナンシー関の展覧会『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』が開催される。
ナンシー関は1962年に青森県青森市で生まれ、法政大学在学中に消しゴムによるハンコ彫りを開始。84年に“消しゴム版画家”としてデビューし、当時「ホットドッグ・プレス」の編集者だったいとうせいこうに「ナンシー」と名付けられた。消しゴム版画家として著名人の顔を彫り続けた彼女は、TVウォッチャーとしても才能を発揮。著名人の発言や行動などの特徴を的確に見抜くコラムは大いに人気を博したが、02年6月12日に39歳で亡くなった。
会場には、彼女が彫り上げた“生ハンコ”およそ800個をはじめ、彼女のほぼ全著作80点、仕事道具、彼女が録りためたビデオやカセットテープなど、貴重な資料が登場。さらに町山広美が選んだナンシーの傑作コラム、ピエール瀧の朗読によるナンシー関の幻の小説『通天閣はもう唄わない』の映像化作品、ナンシー関オリジナルグッズ販売などが予定されている。
『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』は、2014年11月14日(金)~11月25日(火)まで、パルコミュージアム(渋谷パルコ パート1 / 3F 渋谷区宇田川町15-1)にて開催。開場時間は10:00~21:00(最終日は18:00まで)。入場料は一般500円。
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