3月18日(水)より、東京・六本木のサントリー美術館にて、江戸時代の天才絵師・伊藤若冲と与謝蕪村の展覧会『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村』が開催される。
伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と与謝蕪村は、ともに江戸時代中期の1716年(正徳6年)に生まれ、京都で活躍した絵師。伊藤若冲は彩り豊かな花鳥図や動物を描いた水墨画を得意とし、一方、山水画や俳画を得意とした与謝蕪村は俳人としても知られ、松尾芭蕉、小林一茶と並んで、江戸時代の三大俳人の1人として数えられている。
同展は、江戸期を代表する絵師の生誕300年を記念し、2人の代表作品や同時代の作品を紹介するもの。会場には、模写や放浪に励んだ20~30代から、画風を確立した40~50代、新たな技法に挑戦した時期、中国・朝鮮絵画からの影響を受けたもの、晩年期まで、2人の生涯をたどる作品が展示されるほか、当時の京都の美術や、ごくごく近所に住んでいた2人の交友関係などもたどっている。
『生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村』は、2015年3月18日(水)~5月10日(日)まで、サントリー美術館(港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 東京メトロ・都営地下鉄「六本木駅」直結)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土、および5月3日、5月4日は20:00まで)。休館日は火曜日(5月5日は20:00まで開館)。入館料は一般1300円。
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