1月9日(土)より、千葉県千葉市の「千葉市美術館」にて、浮世絵がどのように生まれ、いかにして人気を獲得したのかを探る展覧会『初期浮世絵展 −版の力・筆の力−』が開催される。
この展覧会は、浮世絵の始祖と呼ばれる菱川師宣(?~1694)から18世紀の錦絵の登場まで、浮世絵草創期の作品を紹介するもの。江戸の人々に広く愛された歌舞伎、華やかな衣装に身を包んだ美人、そして市井に暮らす人々の営みなどを描いて人気を得た浮世絵が、どのように生まれ、どのように発展し、現在に至るまで愛されているのかを探る。
会場には、大英博物館など海外の美術館からの里帰り作品を含めた版画・肉筆画の名品約200点が登場。近世初期風俗画から菱川師宣前後の浮世絵誕生の状況、鳥居清信や鳥居清倍ら、歌舞伎絵界に圧倒的な地位を築いた初期の鳥居派、高度な多色摺木版画技法、錦絵を大成させた鈴木春信など、初期浮世絵の魅力を堪能することができる。
『初期浮世絵展 −版の力・筆の力−』は、2016年1月9日(土)~2月28日(日)まで、千葉市美術館(千葉市中央区中央3-10-8 京成「千葉中央駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土は20:00まで)。休館日は2月1日、2月15日。観覧料は一般1200円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。