ルネサンスを支えた一族のお宝を一挙紹介 『メディチ家の至宝』展

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4月22日(金)より、東京・白金台の「東京都庭園美術館」にて、ルネサンス文化発祥の地・フィレンツェで芸術家たちを支援したメディチ家に伝わるコレクションを紹介する展覧会『メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画』が開催される。

メディチ家は、イタリア・フィレンツェに300年にわたって君臨した一族。その財力によってフィレンツェを支配し、世界史の教科書にも名を残すメディチ家は、芸術家たちのパトロンとしてルネサンスの台頭に大きく貢献し、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリらも同家の支援を受けた。

同展は、メディチ家に伝わる珠玉のコレクションを紹介するもの。会場には、ブロンズィーノをはじめとした宮廷画家たちが描いたメディチ家の当主や妃の肖像画、一族を華々しく彩った宝石、古代の神々や神話をモチーフとした『優美神にかしずかれるウェヌス』『ミネルヴァとヘビを絞め殺す幼児ヘラクレス』などのカメオ(装飾品・工芸品)などが登場し、アール・デコ様式の空間でそれらを堪能することができる。

『メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画』は、2016年4月22日(金)~7月5日(火)まで、東京都庭園美術館(港区白金台5-21-9 東京メトロ・都営地下鉄「白金台駅」徒歩6分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は第2・第4水曜日(4月27日、5月11日、5月25日、6月8日、6月22日)。観覧料は一般1400円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。