「人は人生で3回動物園に行く」と言われているのをご存知でしょうか? 1回目は子どもの時に親に連れられて、2回目はデート(または遠足)で、3回目は親になり子どもを連れて。しかし、「日本一」と聞けば、きっと動物園に足を運びたくなってしまうはず。全国の動物園には、日本一の称号を持つ動物が多々います。大人でもリスペクトせざるを得ないスゴい動物を紹介しましょう。
まず、日本一の仲良し夫婦が、北海道・札幌市円山動物園のホッキョクグマ・ララとデナリ。ホッキョクグマの自然繁殖は世界で年に数頭しか成功していませんが、この2頭はとにかく仲良しで、8頭の仔を生み、育てました。とはいえ、2頭は常に同じ檻にいるわけではありません。仲良し夫婦にも冷却期間は必要なのです。夫婦喧嘩が絶えない人は、円満の秘訣を学びたいところです。
愛知県・東山動植物園にいるのが、日本一男前なゴリラ・シャバーニ。顔の造作、立ち方、表情、すべてがイケメンです。シャバーニ君は海洋堂からフィギュアも発売され、その人気はスター級。連日、彼に会うために女子が殺到中なので、モテたい男子は、振る舞いを真似しましょう。
同じく東山動植物園で注目なのがラーテルです。中型犬ほどの大きさですが、猛獣にも立ち向かう気の強さから、「世界一怖いもの知らずな動物」としてギネス入りしています。ラーテルが強気なのは、毒に耐性があり、猛獣の爪に耐える分厚い毛皮に覆われているため。日ごろ勇気が持てない人は、その勇敢の姿に触発されるのも良いかもしれません。
このほか、鹿児島市平川動物公園には日本一の大家族コアラが、よこはま動物園ズーラシアには、「世界一美しいサル」と呼ばれるアカアシドゥクラングールがいます。日本一や世界一を目指している人は、動物にあやかってみてはいかがでしょう。
◆ケトル VOL.33(2016年10月14日発売)
【関連リンク】
・ケトル VOL.33
【関連リンク】
・ソチ五輪出場の美人選手も! 日本一オリンピック選手の多い場所は「野沢温泉」だった
・長い、高い、小さい… カウンタニスト必訪の世界一のカウンターいろいろ
・日本最古の水族館は富山に存在 出世魚の”出世ぶり”も観察可能
・マヨネーズでおなじみのキユーピー 日本の卵生産量の1割を1社で使用