1月21日(土)より、東京・上野の東京都美術館にて、ヴェネツィア・ルネサンス美術の特徴とその魅力を紹介する展覧会『ティツィアーノとヴェネツィア派展』が開催される。
水の都・ヴェネツィアは、15世紀から16世紀にかけて海洋交易によって繁栄し、異文化が交わる国際都市として発展。フィレンツェ、ローマとともにルネサンス美術の中心地となった。ヴェネツィアを活動の拠点とした芸術家達は“ヴェネツィア派”と呼ばれ、明るく豊かな色彩表現、自由な筆使いなど、独特の絵画表現を確立。その後に続く芸術家に大きな影響を与えた。
会場には、ヴェネツィア派の巨匠・ティツィアーノを中心に、ヴェネツィア黄金期を築いた芸術家の作品およそ70点を展示。ティツィアーノの『フローラ』『ダナエ』といった傑作をはじめ、ヴェネツィア美術の礎を築いたベッリーニ工房とヴィヴァリーニ工房の画家、ティツィアーノとともに“ヴェネツィア3大巨匠”と呼ばれるティントレットとヴェロネーゼなどの名画を通じて、ヴェネツィア・ルネサンスの魅力を堪能できる。
『ティツィアーノとヴェネツィア派展』は、2017年1月21日(土)~4月2日(日)まで、東京都美術館(台東区上野公園8-36 JR「上野駅」徒歩7分)にて開催。開室時間は9:30~17:30(金曜日は20:00まで)。休室日は月曜日(ただし、3月20日、27日は開室)、3月21日。入場料は当日一般1600円。
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