蜷川実花が父・幸雄の「死に向き合う日々」を撮影した写真展

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5月10日(水)より、東京・北品川の原美術館にて、写真家・蜷川実花の個展『蜷川実花 うつくしい日々』が開催される。

蜷川は、木村伊兵衛写真賞、ひとつぼ展グランプリ、キヤノン写真新世紀優秀賞、コニカ写真奨励賞など、数々の写真賞を受賞し、これまで100冊以上の写真集を出版。一方では映画監督も務め、『さくらん』(2007年)は、ベルリン国際映画祭と香港国際映画祭の正式出品特別招待作品に、『ヘルタースケルター』(2012年)では新藤兼人賞銀賞を受賞している。

今回の展覧会は、2016年5月に亡くなった蜷川の父・蜷川幸雄の死に向き合う日々を撮影した60点の写真で構成されるもの。偉大な演出家が亡くなって1年が経った今、この美しき世界と別れゆく父の視線と、それを受け継ぐ娘の視線が重なった「うつくしい日々」が収められた作品が紹介される。

『蜷川実花 うつくしい日々』は、2017年5月10日(水)~5月19日(金)まで、原美術館(品川区北品川4-7-25 JR・京急「品川駅」徒歩15分)にて開催。開館時間は11:00~17:00(水曜は20:00まで)。会期中無休。入場料は一般1100円。

※画像 (C)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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原美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。