日本映画技術賞受賞作品を厳選上映『よみがえるフィルムと技術』

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5月13日(土)より、東京・京橋の「東京国立近代美術館フィルムセンター」にて、上映企画『よみがえるフィルムと技術』が開催される。

今回の上映企画は、日本映画テレビ技術協会の創立70周年を記念して行われるもの。同協会が顕彰する日本映画技術賞(選奨を含む)を受賞した14本の作品と、同館が2015~2016年度に復元した4本の作品が上映される。同館は電気工事などにより長らく休館していたが、5月13日より上映・展示・図書室を再開。映画の保存を責務とする同館の技術を、作品観覧を通じて知ることができる。

上映されるのは、同館が復元を行った『日本南極探検(デジタル復元版)』(1912年)、『時をかける少女(再タイミング版)』(1983年)など4本と、『近松物語』(1954年 溝口健二監督)、『座頭市と用心棒』(1970年 岡本喜八監督)など、日本映画技術賞を受賞した14本。期間中には、研究員によるトークイベントも開催される予定となっている。

『よみがえるフィルムと技術』は、2017年5月13日(土)~5月21日(日)まで、東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3-7-6 東京メトロ銀座線・京橋駅徒歩1分)にて開催。月曜は休館。料金は一般520円。

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【関連リンク】
よみがえるフィルムと技術-東京国立近代美術館フィルムセンター

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。