6月14日(水)より、東京・上野の「上野の森美術館」にて、俳優・画家の片岡鶴太郎の個展『片岡鶴太郎展 還暦紅~鶴が上野に還ってきた』が開催される。
片岡鶴太郎は、高校卒業後に声帯模写芸人の片岡鶴八に弟子入りし、バラエティ番組で一気にブレイク。俳優としても活躍し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、キネマ旬報助演男優賞、ブルーリボン助演男優賞など、数々の賞を受賞している。さらに片岡は、1988年にボクシングのライセンスを取得、1995年には初の絵画展を開催、2015年には書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞。幅広いジャンルで才能を発揮している。
この展覧会は、片岡の創作活動開始20周年および還暦を記念したものだ。同展は2014年8月から全国各地を巡回し、20会場目となる上野の森美術館でいよいよラスト。会場には、100匹以上の金魚を描いた屏風と映像を一体化させた大作『金魚〈二曲屏風〉』をはじめ、制作開始当初の未発表作品から新作まで、絵画、着物絵付け、陶器などおよそ120点が展示される。
『片岡鶴太郎展 還暦紅~鶴が上野に還ってきた』は、2017年6月14日(水)~7月2日(日)まで、上野の森美術館(台東区上野公園1-2 JR「上野駅」徒歩3分)にて開催。会期中無休。開館時間は9:30~17:00。入場料は一般1000円。
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