2018年1月13日(土)より、神奈川県横浜市金沢区の「神奈川県立金沢文庫」にて、『特別展 運慶−鎌倉幕府と霊験伝説-』が開催される。
2017年、美術界で大きな話題を集めたのが、9月から11月にかけて東京国立博物館で開催された『運慶展』だ。門外不出とされてきた願成就院の毘沙門天立像をはじめ、貴重な作品が勢揃いした同展は、連日のように長蛇の列ができ、55日間の入場者数は60万人を突破。日本美術への関心の高さを改めて示した。
今回開催される特別展は、日本を代表する仏師である運慶と鎌倉幕府との関係や、運慶仏が霊験あらたかなものとして信仰されたことに注目して、関連作品を紹介するものだ。会場では、梵天立像、大威徳明王像、大日如来坐像、阿弥陀如来立像、頬焼阿弥陀縁起絵巻といった重文や最新の研究成果を紹介。2011年春に金沢文庫で開催された特別展『運慶−中世密教と鎌倉幕府−』、今秋東京国立博物館で開催された『運慶展』、そして2018年に開催される同展により、運慶の全貌が明らかになる。
『運慶−鎌倉幕府と霊験伝説-』は、2018年1月13日(土)~3月11日(日)まで、神奈川県立金沢文庫(横浜市金沢区金沢町142 シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分 京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分)にて開催。観覧時間は9:00~16:30。休館日は月曜日(2月12日は除く)、2月13日。観覧料金は一般800円。
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