昨年12月に発売された欅坂46の長濱ねるの写真集『ここから』は、発売初週で10万部近くを売り上げ、今も売り上げを伸ばしている。グループ発足時には3か月遅れで欅坂46に加入し、「けやき坂46」との兼任という変則的な形で活動を続けてきた長濱だが、2017年の1年間で欅坂46はどのように変化したのか? 2017年12月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.135で、長濱はこのように語っている。
「去年より責任感と積極性が出てきたと思います。1年目や全国ツアー以前は、グループとしての意識が強かったんですけど、ツアーではステージ上の立ち位置も出番も一人ひとり違うので、メンバーそれぞれが自分のことを自分でやる責任感が強まりました。そして2年目ということで『次につなげないと』という危機感を持つようになったというか」
昨年は初の全国ツアーも行い、発売したシングルはいずれも大ヒットを記録。年末の紅白歌合戦にも出場するなど、充実の1年を送った欅坂46だが、長濱には「けやき坂46との兼任解除」という大きなニュースがあった。この出来事を彼女はどう捉えているのだろう?
「ハンデがなくなったと思っています。これまでは兼任で『ねるは忙しいからね』という部分があったと思うんですけど、同じラインに立ったからこそ、本当に自分をもっと磨いていかないといけないなと思います。
そして、これまでメンバーの一員として楽曲の持つ意味を聞かれる場面が少なくなかったんですけど『自分が説明していいのだろうか』っていう負い目があったんです。でも専任になったことで自分が欅坂46のメンバーとして話していいのかもしれないと思えるようになりました。これは自分にとって(兼任解除の)よかったところのひとつかもしれません」
けやき坂46のツアーを通じて「積極的になることが前よりも怖くなくなりました」という長濱。写真集の大ヒットで、改めてその人気ぶりが証明された彼女は、「来年(2018年)は、グループとしても個人としてもこれまで以上に積極性と責任感を持っていろんなことに挑戦していきたい」と、語っており、グループ内での存在感はますます高まっていきそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.135(2017年12月25日発売/太田出版)
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