2月14日(水)より、東京・六本木の「国立新美術館」にて、スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレが収集したコレクションを紹介する展覧会『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』が開催される。
ドイツで生まれ、スイスに移住したビュールレは、実業家として成功して富を築き、生涯を通じて美術品の収集に情熱を注いだコレクター。中でも傑作中の傑作が揃う印象派・ポスト印象派の作品は、世界的なプライベートコレクションとして注目を集めてきた。ビュールレ・コレクションは、これまでヨーロッパ以外でまとまって展示されたことはほとんどなかったが、27年ぶりにコレクション展が実現。コレクションは2020年にチューリヒ美術館に移管されるため、その全貌を見ることができる展覧会はこれが最後となる。
会場には、絵画史上もっとも有名な少女像ともいわれるルノワールの『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』、近代美術の金字塔といわれるセザンヌの『赤いチョッキの少年』、スイス国外で初めて展示される日本初公開のモネの『睡蓮の池、緑の反映』が登場。この他、ドガ、ドラクロア、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、マティス、ピカソなど、世界的な傑作およそ60点が展示される。
『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』は、2018年2月14日(水)~5月7日(月)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」すぐ)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日、土曜日および4月26日~5月6日までは20:00まで)。休館日は火曜日(5月1日は開館)。チケットは当日一般1600円。
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